大手SIerの仕事のやり方が社員を駄目にしているんじゃないかと。

自分が、いわゆる大手SIerに転職してから4年ほどたったわけだけど、最近になって気づいたことがある。

大手SIerで働いている人たちの日常の仕事は、基本的に下請けに仕事をやってもらうことが基本なのはいうまでもない。

でも、それを日常的にやり過ぎていて、自分でできる(すべき)作業と、他の人にやってもらう作業の判別ができずに、なにもかも他の人に振ろうとする人が多い。
ここで、他の人と言ったのは、下請けだけに限らず、どうも同僚に対しても、同じ考え方で接してくると最近感じたから。

こんなことに気づいたのは、最近こんなことがあったから。

ある社員があるプロジェクトで開発したシステムで使用しているライブラリをすべて調べるという作業をしていた。

自分は、その社員がそんな仕事をしていたということは、社内MLにその仕事の調査結果が流れたのを見て知ったんだけど。
自分は、以前そのプロジェクトに関わっていたことがあったので、その調査結果が気になり、調査結果のファイルを見てみた。
すると、その調査結果のライブラリがかなり不足していた。(というか何を調査したのかわからないほど不足していた。)

なので、そのことを即座にその社員に指摘した。
すると、返答のメールが返ってきた。

ご存じであれば、記入またはメールで何を使用しているか列挙していただけると助かります。
(原文まま)

え、列挙?俺が調べて列挙するの?
どの辺調べればいいですか?とか聞くならわかるけど、列挙しろと。

この社員は、確か3年目でまだ若く、この会社の社員にしては珍く技術的にとても優秀な社員なのに、こーゆー思考形態になってしまうのは正直もったいないなぁ。

と思いつつ、ぶち切れたので、ぶち切れメールを返しました。(大人げない)
その後、この調査がどうなったかよく知らないけど、未だに調査結果は出てこない。
(この調査を実施する経緯がどーでもいい理由からなので、まぁ、いいんだけど。)

そんなことを悶々と思っていたんだけど、今さっき、それ俺やること?的なメールを別の社員が出してきたので、ここに書いた次第。